第二回、教えて先生のコーナー
こんにちは!ご無沙汰しております、飼い主防災のにぃにぃです。
年末に向けてやることが多すぎてブログが全然進みませんでした(言い訳)
ところで皆さん、飼い主防災のTwitterはもうフォローして頂いていますよね?(笑)情報面が最も充実していますのでまだの方は是非フォローよろしくお願いします✨
ではでは、そのTwitterで好評な「教えて先生」という “飼い主さまの心配事やちょっとした疑問などに「防災のプロ」「病気のプロ」「看護のプロ」が答えていこう”というコーナーのツイートのまとめ 第二弾です!
今回はどのような疑問に答えていくのか、お楽しみください!
それでは第二回「教えて先生」コーナーのまとめ スタートです。
- にいにぃ先生うちの子は呼吸器が悪く現在酸素を使っていますそれでもどうしても避難しなくてはならない場合気をつける事や必要なものはありますか?
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基本的に移動自体がリスクです。移動させずに済むのであれば必ずそちらを選択しましょう。
ちなみに酸素はボンベでしょうか?濃縮機でしょうか?濃縮機だった場合は停電が起きた時点で機械が使えなくなるものが多いと思います。そうなると酸素が出なくなりますので、非常用電源の確保を検討してください。また一時的にでも酸素不足を補うために、携帯用の酸素を用意してもいいかもしれません。
避難所に移動しなげればならなかった場合も、酸素の機械のために電源を譲ってもらえる可能性はあまり高くないと思いますし、移動時の状態急変のリスクもありますし、温度管理などのできない避難所への避難はあまり現実的ではないと思います。
ボンベの場合は大きいものは移動に適さず、小さいものは日持ちしません。被災後にボンべがすぐに手に入るとも限りません。やはり大きいボンベで自宅待機が無難な選択肢となります。ボンベを持っての移動は扱い方によっては危険ですので、必ず専門業者さんに確認してください。
- のり先生避難所では、我が子はどのような扱われ方をするのですか?自分で面倒みるのですか?それとも預けるのですか?
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避難所の運営ルールは各避難所の運営組織が決めますから、その避難所によってルールはほんとに様々なんです。「犬は外の軒下のケージに入れてください」「当番を決めて、その人たちでエサや散歩などの世話をしてください」って言われちゃう避難所もまだまだたくさんあります。
‘‘健康で文化的な最低限度の生活"が、非常時に、人以外の家族にも適用されたら、ほんとにいいですよね~~。『種を超えた家族』の形式が理解されない事はたくさんあります。理解されないほうが多いです。そういう人々にとっては、またそういう場所では、犬は犬でしかなく、猫は猫でしかなく、それ以上では決してありません。
だから、飼い主防災では、避難所一択の避難を推奨していません。非常時に、わんさんやにゃんさんはもちろん、もふもふさんや毒のないトゲトゲさんやおチビさんたちと気兼ねなく避難生活ができる、飼い主限定の避難所が開設できたらいいなーと真面目に考えていて、道のりは遠そうですけど、実現に向けて結構真剣に作戦を練っています。
- のり先生我が家は多後飼いです。避難所で受け入れてもらえますか?
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避難所で受け入れてくれるかどうかはその避難所の判断なので一概には何とも言えません。ペット専用の場所で管理するところだったり、受け入れ数に余裕があれば大丈夫かもしれませんが保証はありません。事前に言ってる事と全然違う事をやる避難所もありますから鵜呑みにできないですよ。
なので、選択肢は複数持ちましょう。一択しかなくてそこがダメになったら絶望しかなくなります。あっちがダメでもこっちがあるさ!ができるようにしておきましょう
- 我が家には老犬がいます。持病があり狂犬病やワクチンを打っていません。同行避難した場合避難所へははいれますか?
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のりさんがお答えします。原則的に狂犬病や混合ワクチンの予防接種を1年以内にした証明ができない場合、受け入れてくれない避難所が大半だと思います。打ちたくても、年齢や体調等の理由で"打たない方がいい"又は"打てない"と獣医師さんが判断した場合、猶予証明書というのを出してくれますが、それを持っていればいいですよってところもあるかもしれません。(猶予証明書ではダメです!ってところもあります)最終的には現場判断ですが、難しいと思っていた方がいいかもしれません。まずは地域の役所に問い合わせてみてください。その上で、受け入れてもらえないなら、別の方法を確保すればいいんです。避難所だけがすべてじゃないですからねー(^^)
- なっちゃん看護師さんうちの子(犬)はとても興奮しやすいです。うまく落ち着かせる方法や、安全な抱っこの仕方はありますか?
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まずは何に興奮しているか原因を見つけ出し、原因となっているものを目の前から無くす、もしくは見えなくしましょう!例えば、、他の子に対して興奮する子に対しては、見えない場所に移動する、わんちゃんの目を隠す、クレートに入れてタオルをかけてあげるなどが挙げられます。また、安全な抱っこの仕方ですが、興奮しているわんちゃんは肩に乗ったり前のめりで吠えていて、飼い主さんの腕から落ちそうになっている子をよく目にします。落下防止の為にもリードをつけてリードを短く持ちながらしっかり両手で抱っこしてあげましょう。
- にいにぃ先生うちの犬または猫は高齢で寝たきりですが同行避難時気をつける事はありますか?
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寝たきりのこの場合、同行避難までしかできない(飼い主さんと、この子は別々、わんにゃんはお外)か、同伴避難(飼い主さんとこの子が同じスペースで避難)で状況は全く変わってきます。寝たきりの子は外での管理はかなり厳しいので、外でしか受入れしていない避難所の場合は車か在宅か、他の方法を模索した方が無難かと思われます。同伴避難の場合はなんとか可能かと思いますが、家で過こしているスペースそのままで連れて行くのがベストかと思われます。床材は固く冷たい場合がほとんどですし、室温をこの子に合わせて変えたりはできないので、冬は特に体温低下には気をつけなければなりません。湯たんぽ、カイロ、服、毛布、いろいろ必要です。家でも床ずれが起きないよう体位変換はしていただいてると思いますが、床ずれがある場合はハエウジの寄生も注意です。もちろん食事はなるべく変えずに与えます。ペーストにして与えている場合は市販のものも使えるように検討しましょう。かなり気をつけても体調変化する可能性は高いですので、なるべく変化を少なく!が避難場所を選択する際のポイントとなるのではないでしょうか。また寝たきりの子のニオイは意外と飼い主さんには感じにくいものです。排泄物がいくらキレイでも体臭などが気になる人も多いと思います。ニオイには特別気をつけると、避難生活をお互い快適に過ごせると思います。
どうでしたでしょうか?
気になることがあれば是非Twitterやお問い合わせフォームでお気軽にお声掛けください。
ではでは〜